北軽井沢スウィートグラスその②
二日目。
新しく買ったハイランダーのレバー式コットが思いのほか寝心地がよく、いつもより少し遅めの起床でした。
いやぁ、今回コットを初めて使ったんですが、こんないいものだったとは、正直予想外でした。普段寝付きの良くない相方も良く寝られたといっていました。
もうちょっと幅があって寝返りがうちやすければ言うことないんだけどなぁ。
さて、朝食はお決まりのホットサンドです。
キャンプ気分を盛り上げてくれるんですが、理由としては何も考える必要がないからっていうのもありますね。今回中身はマルシンハンバーグに目玉焼き、そしてスライスチーズをトッピングしてみました。ま、美味しくないわけないですね!(笑)。
そしてデザートはクリームチーズとダークチェリーのホットサンド。こちらも間違いないですね!
お腹を満たしたらちょっとドライブへ。
近くにあった白糸の滝へ向かいます。白糸の滝というと富士山の近くが有名ですが、あちらの縦に長い落差のある滝と違い、こちらは横長なんですね。でもどちらも美しい。
新緑が目に眩しいです。
高さがない分結構近くまでいけるし、穏やかで魅力的な滝でしたよ。有料道路通らないと見られないですが。
その足でお昼も食べに行っちゃいます。軽井沢と言えば蕎麦ですよね(?)。
相方がネットで素早く調べてくれて、安くて美味しいそば屋に入ることができました。
名前は忘れたけど、舞茸天の冷そば、美味しかったな~!
ちなみに僕は蕎麦は断然冷蕎麦派です。冬でも絶対冷蕎麦!
お腹を満たしてキャンプ場に戻ります。
そして午後のくつろぎタイム。ピーナッツを肴に白糸の滝の売店で購入した軽井沢ビールで乾杯。相方は疲れて寝ちゃってましたが(笑)。
ところでこの日は激しい雨が降ったり晴れ間が出たりと結構忙しい天気でした。
前回でサイトの写真を張りましたが、タープに雨がたまりやすい張り方をしてしまっていたんですね。それで急きょタープの短辺真ん中あたりにロープを追加し雨を逃がすことにしたんですが、結構な雨量だったため濁流となって作業中の僕を襲いました(汗)。
そうこうしている間にもう夕食の準備です。
ホント、キャンプって時間があっという間にすぎちゃいますね。
今夜の食事はジャガイモのドライカレー。
こちらは相方が事前に野菜をみじん切りにしてくれていたのでサッと作ることができました。ただ材料が多すぎてしまいピカピカのsoto・GRIDツーバーナーにこぼしまくりでした。まだまだ料理慣れしません。
味の方も、なというか、薄っぺらい味っていうんでしょうか。
細かく切ったジャガイモ・アスパラ・タマネギ・ミックスベジタブルとニンニクで炒めたひき肉を混ぜてS&Bのカレー粉でまぶして作ったんですが、あまり満足いくものではありませんでした。うーん、何が足らなかったんだろう?牛乳とか昨日の残りの練乳(笑)とか足しても微妙な仕上がり。
見た目はまぁ、良い感じなんですけどねぇ。
そして今度は二人でくつろぎタイム。
最近特に体型が気になる(上の写真参照)僕は罪悪感が少しだけ和らぐ発泡酒、酒の飲めない相方は近くのローソンで買ったイチゴのスムージー。食べさせてもらったけどこれ、めっちゃ旨い!(糖質0発泡酒の意味が・・・)。
夜もだいぶ更けてきました。
いつも使っているIKEAのぼんぼりが灯りはじめます。
これ、ほのかな光がいいんですよね~。ソーラーだから電池もいらないし、テント出口に設置しておくと夜トイレに行くときなんかに重宝します。明るすぎないから眩しくないですしね。
それにしても6月とは言え夜の北軽井沢はまだまだ冷えます。
当初夏用のペラい寝袋を持っていこうと思っていたのですが、思い切ってコールマンの0℃対応のものを買っておいてよかった。翌朝はその寝袋に潜り込んで丸くなるように寝ていましたからね。
最終日へ続きます。
北軽井沢スウィートグラスその①
半年ぶりのキャンプは北軽井沢スウィートグラスへ。
前週にほぼ荷造りは終えていたので朝は食材をクーラーへ入れ、すんなり出発。
しかし高速に乗ってすぐに雨が降り始めました。天気予報では3日間、曇り時々雨で梅雨時らしい天気だったので覚悟はしていましたが、ちょっと残念。
それでもキャンプ場に着くころには雨も上がり、少し晴れ間も出てきて設営にとれかかれました。
そして今回、雨の日キャンプ用に購入したエクスカーションティピ/325が早くもデビューとなりました。
設営が簡単とは聞いていましたが、本当に一瞬!初張りにもかかわらずテント自体は20分ほどで建てられました。
パッキングされた状態もとても小さく軽いので、念のためのセカンドテントとして常に持っていくのもいいかもしれません。
ただちょっと誤算だったのは、新たに買ったハイランダーのレバー式コットを入れるとほとんどテント内で身動きが取れなくなること!
事前にテント・コットのサイズをチェックして、設置できるのを確認していたんですが、ワンポールであることが頭から抜け落ちており、床面積上は余裕で置けるように見えて実際は円錐状なので入口対して縦方向に置いた場合、床から30~40㎝位のハイコットの寝床あたりがテント壁面を押し出してしまっていました。今回は無理くり2台入れましたが、コット寝する場合は1台が限度かなと思います。
(ハイランダーのレバー式コットについては後日レポートしたいと思います)。
次にリビングスペースを設置していきます。
今回利用した軽井沢スウィートグラスは利用者に4枚まで簀子を貸し出してくれるそうで、雨も予想されていたのでタープ下のリビングスペースに床として利用させてもらいました。
これがグランピングみたいで中々よかったです。中日に結構な豪雨が一時的に降ったんですが、この簀子のお陰でリビングスペースは快適に保たれていました。
さて、サイトの準備ができたあとはお昼ご飯です(アーリーチェックインしていました)。設営でちょっと疲れていたのでお昼は軽くコンビニで弁当でも買おうと思い、キャンプ場から車で5分ほどのローソンに向かったのですが、途中気になる看板が。
どうやら有機栽培した材料のみで焼き上げた自家製のパン屋さんのようです。
ちょうど焼き上がりの時間らしく、それならとこちらのパン屋さんで昼食を調達しました。
店内を覗いてみてびっくり、クランベリーなどを練りこんだ食パンが、一斤なんと300円!そのほかにもフルーツやカボチャを練りこんだ大きめの菓子パンが100円前後で売っています。ちょっと衝撃的な安さでした。
もちらん味もバッチリ!特にクランベリーパンはいくらでも食べられそうな美味しさでしたよ!
お腹が膨れた後はスウィートグラス内を散策です。
事前にアスレチックやトランポリン等があるのは知っていましたが、そのほかにも小川が流れていたりと、かなり充実していました。木漏れ日が差し込む林を散歩するのはとても気持ちいいですね。
そして夕食。
今回のキャンプは2泊とすこし短めだったこともあり、当初から食事は簡単に作れるものと決めていたので、レトルトソースを使ったパスタです。
ジェノベーゼとボロネーゼ、普通のソースなんですが、アウトドアで食べる食事は本当においしいですね。
あ。洗い物が面倒なので全部箸で済ませます(笑)。
そして食事と並行して焚き火の準備。
今回針葉樹の薪を購入したのですが、太かったこともあってなかなか着火できませんでした。でもなんとか焼き芋ができるだけは燃えてくれ、美味しいスウィートポテトが食べられましたよ!
これ、焼き芋と市販の練乳を混ぜるだけなので、おすすめです!
こうして一日目はあっとという間に終了。
2日目に続きます。
雨の日のキャンプ
久しぶりの更新です。
年越しキャンプ以来転居やら何やらで半年キャンプに行けていませんでした。
そして6月、ようやく仕事も忙しさがひと段落したので有給を取ってキャンプに行けることになりました。場所は北軽井沢スウィートグラスです。
ただ気になっているのは天気。
転居した先は普通のアパートなので、雨で濡らしてしまうと大型のコットンテントは干せません。そのままテント乾燥サービスに送ってしまうのも手ですが、5mクラスのコットンテントでは料金も馬鹿になりません。
それとあのテントの雨天中の設営・撤収作業を考えるとちょっと行く気が萎えてしまうので、雨用に程よい大きさで作業が楽なテントを予備で買っておこうと考えています。
当初はサーカスTCや、それに似たビジョンピークスのTCワンポールテントなどを考えたのですが、サーカスは入手困難だし、そもそも雨の日用にTCテントはちょっとなぁと諦め、下の2つの候補に絞りました。
一つ目はケシュアのポップアップテント。
デカトロンのオンラインストアで種類も豊富にあり、またとても安かったので一時期は最有力候補になりました。遮光性も非常に高く、何より設営の手間がダントツにかからない。
また畳むと通常のテントほどは場所も取らなそうなので場合によっては予備で常に持っていけそうなのもポイントが高かったです。
二つ目はコールマンのエクスカーションテピィー。
最近ダークルーム機能を備えたモデルも出ましたが、検討したのはサンドカラーのもの。新型もいいんですが、今のところインナーシートなどとのセット販売のみなのと、手持ちのタープとの色が合わないのでパス(まぁ色が合わないのはケシュアもだけど・・・)。
このテントもワンポールならではでやはり設営が楽そうなのがいいですね。また収納時も小さい。そして何より安い!
動画をみてみると色合いも商品カタログのピンクっぽい感じとは違い、落ち着いたサンドカラーでよさそう。
で、散々迷ってエクスカーションティピーに傾いています。
決め手は居住性。雨の日用ということでテント内に籠ることを考えると、全高1m前後のケシュアではキツイかなと。特にうちの場合はデカい男2人だしなぁ(笑)。
そんなわけで、今月のキャンプも楽しみです。
(でも新しいテントは使いたいけど、雨はやだなぁ・・・)。
ちなみに雨の清里キャンプではカマボコテント2が活躍してくれましたが、濡れた大型幕の乾燥・撤収は大変でした・・・。
BoutiqueCampingのStarBellTentレビュー
先日購入したBoutiqueCampingのコットンベルテント「StarBellTent」5mについてレビューしたいと思います。
まずはコットンベルテントで共通する良い点でこのテント特有のものではありませんが、
・結露が滴ってこない。生地に染みて降ってこないはとても大きいですね。前年ふもとっぱらの時使ったカマボコテント2に比べると、やはり違います。
・リビングスペースが大きいので、テントの中でダラダラできる。これもカマボコテント2との比較になりますが、コールマンのエアベッド、デュラレルトグランデクイーンをインナーに設置すると、カマボコテントでは左右にちょっとした荷物を置く程度で寝る以外は何もできなくなります。
対して5mクラスのベルテントではベッドを設置したうえで、キッチンやリビングスペースを設置してもなお、大人の男2が横になってゴロゴロでき、とても寛げます。
(カマボコテントも前室を合わせた面積は5mクラスのベルテントとほぼかわりませんが)。
・設置が簡単。メインポールと入口のポール2本だけなのですぐ建てられます。よくペグを打つ本数が多くて大変と言いますが、比較したカマボコテントも大概多いのでたいして変わりません。
・シブレーのプロテックよりは劣りますが、それでもフロアがとても厚くしっかりしています。カマボコテント2のインナーとは比較にならないくらい厚くて質感も良いです。
☆そしてStarBellTentだけの良かった点。
・まずは出入り口が大きい。入口の高さだけで2mあるので、まったく腰をかがめる必要がありません。アスガルド19.6が1.6m、クロンダイクグランデは1.7m、キャンバスキャンプのシブレー500で1.75mなので、入口の高さは頭一つ抜けています。しょっちゅう開け閉めしない冬はまだしも、入口を開け放ちっぱなしにすることも多い秋のキャンプではこの差は結構大きいです。ちなみにStarBellTentは4mでも入口は2mの高さがあります。
・入口関係でもう一つ。これは見た目の大きな特徴でもありますが、入口には長さ1mのひさしがあるので雨の日にタープなしでも出入りの際に濡れません。そのため雨の日に出入りの度に濡れた靴をいちいちテントの中に入れなくてもいいんです。これは自分がこのテントを選んだ時の大きなポイントでもありました。泥で汚れた靴はなるべくテント内には入れたくないですからね。
・サイド立ち上がり部の全面メッシュ・フライングスタイル。
これはシブレーのプロテックでもできますが、この機能のお陰で他のベルテントと比べると夏でも風が通り涼しそうです(まだ実際夏はこのテントを使ったことはないですが)。
・設置面積が他の5m級ベルテントより小さい。
StarBellTentは張り綱の代わりに星型にテントの屋根の部分の裾が伸びているので、張り綱を張るより設置面積は小さくて済みます。またその独特の形のため、フライングスタイル、メッシュ窓を開けたときのプライバシー度は他のベルテントよりも高いです。
・最後に被りにくい。これはテントの機能ではないですが、まだ日本で正規販売されていないのでほとんど被ることがないです。
〇StarBellTentの残念だった点。
良い点ばかりではなく、ちょっと残念な点もあります。
・これは上記の良かった点の裏表なんですが、張り綱が無く、設置面積が小さくなるかわりに他の5m級コットンベルテントと比べて立ち上がりが低いです。アスガルド19.6mが85cmに対して75cmになります。なので解放感というか、感じる広さはアスガルド19.6の方が高いかもしれません。またサイド全面メッシュ・メッシュ窓を開けたときも同様です。
・重い。これはコットンの5mクラスのテント共通ですが、重いです。成人男性でも一人で持つには工夫がいります。取っ手を持ってカバンのように運ぶのはちょっと無理があるほど重いです。
・メンテナンスの心配。日本で正規販売されていないので、修理が必要になった時はイギリスと直接やりとりしなければなりません。まぁ今は翻訳ソフトが優秀ですから、メールのやり取りはそれほど難しくないとは思いますが。ただ、どうしても時間はかかってしまうと思います。
というわけで、欠点もありますがそれを補ってもあまりある良いテントだと思います。今のところ購入の際はイギリスの公式サイトを介してメールでやり取りをしなければなりませんが、それでも買ってみる価値は十分あると思いますよ!
買っちゃダメだったキャンプ道具①
今度は逆に失敗だったキャンプ道具について。
僕等はキャンプするときは相方とほぼ2人なんですけど、これまでまともなハンマーは1つしかありませんでした。
地面の柔らかいところなら1人でも全然たいした仕事ではないのですが、先日いったほったらしキャンプ場のものすごーく固い地面を1人で叩き切るのは結構な仕事でした。もちろん相方も手伝ってくれてるんですが、やはりテント付属のオマケハンマー1ではなかなか上手く打てません。
そこで年越しキャンプの朝霧ジャンボリーに備えるべく、amazonでそこそこの値段でそこそこ良いレビューのついていた↓のハンマーを購入しました。
まぁ・・・買う前に商品写真みたときからそんな気はしてたんですよ、ちょっとヘッドちっさくない?軽すぎない?って。
んで、使っていたらその通り、音ばっかりやたらとでかくて(ホントにカンカンカンカンものすごく甲高い音が結構な音量で響き渡ってました)、ぜんっぜんペグが刺さっていきません。しかも朝霧ジャンボリーの比較的柔らかな地面でですよ?
そんな高いものではないけど、やっぱりレビュー丸のみにしちゃだめだな~と思った商品でした。
見た目はかっこいいんですけどね。
買ってよかったキャンプ道具②
さて、買ってよかったキャンプ道具②です。
振り返ってみて毎回重宝しているのがダイソーで買ったメラミン食器。
これ、100円とは思えないほど使い勝手がいいですよ。
柄も派手過ぎず地味過ぎず、キャンプにもとても合うデザイン。
天ぷらそばにもいいですね。
僕等は大小2サイズのボウル型のお皿を買ったんですが、この大きいほうはキャンプに行くたびに使ってます。
ごはんを入れてもパスタを入れてもお汁粉をいれてもなんにでも会う大きさ。そして軽くて丈夫。これは本当に買ってよかった。
他にもバリエーションがあるなら、また見つけたら買ってみようとおもいます!
これは前回のパスタです。
2018-2019年越しキャンプin朝霧ジャンボリー④
さて、少し時間が空いてしまいましたが、年越しキャンプ最終回です。
起床は6時。初日の出を見ようと外に出てみると空の大半は雲に覆われていました。
それでもみんな諦めずちょっと小高い場所へ集まって太陽が昇ってくるのを待ちます。
30分ほど待ったのですが、結局雲が明るく照らされるだけ、今年は日の出は残念ながら見られませんでした。
ただ、撤収作業に入ると一気に雲も少なくなり、乾燥撤収できたのは助かりましたけどね。
朝食はレトルトのぜんざいです。関西生まれの相方と、おしることぜんざいの違いをしばし討論しましたが結論はでませんでした。どうでもいいですが。
ちなみに自分はカロリーオフ、相方は通常のでした。食べ比べてみたらたしかにちょっと甘さ控えめ。まぁどちらもあまり美味しくなか(自粛)。
食べ終わったらすぐに撤収です。僕らは撤収が苦手で、前回のほったらかしキャンプ場でも11時チェックアウトギリでした。
今回は前回以上に装備が多かったため、8時から開始して結局12時ちょい前までかかりました。うーん、これは毎回思うけどなんとか改善できないかなと思ってます。
使わない道具を持って来すぎてるんですよね~。わかってるんだけど「もしかしたら使うかも」が多くて。そして車の積載もギリギリだから適当に積むこともできず、さらに時間がかかります(汗)。
その後は相方を三島駅まで送り、解散です。
と、いうわけで今回のキャンプもとても楽しめました!
ただ少し課題もありましたので、次回以降改善したいですね。
まず芝サイトなので仕方ないのですが、枯れ草がテント内のラグに付く付く。
どうやら外を歩いた時に跳ねた枯れ草がズボンについてテントに侵入している模様。
100均でコロコロを買って都度取ってはいるですが、結構ストレスでした。
あとは氷点下10度近い時の呼気。体は羽毛布団&電気毛布ででポカポカなんですが、呼吸がキツイ。次回電源サイトのときは石油ストーブではなくて電気ファンヒーターを買っていこうかな、と思いました。
あ、でも天気も概ね晴れだったし、なによりまた今年も雲一つない綺麗な富士山を見られたしで最高の年末年始でした!