BoutiqueCampingのStarBellTentレビュー
先日購入したBoutiqueCampingのコットンベルテント「StarBellTent」5mについてレビューしたいと思います。
まずはコットンベルテントで共通する良い点でこのテント特有のものではありませんが、
・結露が滴ってこない。生地に染みて降ってこないはとても大きいですね。前年ふもとっぱらの時使ったカマボコテント2に比べると、やはり違います。
・リビングスペースが大きいので、テントの中でダラダラできる。これもカマボコテント2との比較になりますが、コールマンのエアベッド、デュラレルトグランデクイーンをインナーに設置すると、カマボコテントでは左右にちょっとした荷物を置く程度で寝る以外は何もできなくなります。
対して5mクラスのベルテントではベッドを設置したうえで、キッチンやリビングスペースを設置してもなお、大人の男2が横になってゴロゴロでき、とても寛げます。
(カマボコテントも前室を合わせた面積は5mクラスのベルテントとほぼかわりませんが)。
・設置が簡単。メインポールと入口のポール2本だけなのですぐ建てられます。よくペグを打つ本数が多くて大変と言いますが、比較したカマボコテントも大概多いのでたいして変わりません。
・シブレーのプロテックよりは劣りますが、それでもフロアがとても厚くしっかりしています。カマボコテント2のインナーとは比較にならないくらい厚くて質感も良いです。
☆そしてStarBellTentだけの良かった点。
・まずは出入り口が大きい。入口の高さだけで2mあるので、まったく腰をかがめる必要がありません。アスガルド19.6が1.6m、クロンダイクグランデは1.7m、キャンバスキャンプのシブレー500で1.75mなので、入口の高さは頭一つ抜けています。しょっちゅう開け閉めしない冬はまだしも、入口を開け放ちっぱなしにすることも多い秋のキャンプではこの差は結構大きいです。ちなみにStarBellTentは4mでも入口は2mの高さがあります。
・入口関係でもう一つ。これは見た目の大きな特徴でもありますが、入口には長さ1mのひさしがあるので雨の日にタープなしでも出入りの際に濡れません。そのため雨の日に出入りの度に濡れた靴をいちいちテントの中に入れなくてもいいんです。これは自分がこのテントを選んだ時の大きなポイントでもありました。泥で汚れた靴はなるべくテント内には入れたくないですからね。
・サイド立ち上がり部の全面メッシュ・フライングスタイル。
これはシブレーのプロテックでもできますが、この機能のお陰で他のベルテントと比べると夏でも風が通り涼しそうです(まだ実際夏はこのテントを使ったことはないですが)。
・設置面積が他の5m級ベルテントより小さい。
StarBellTentは張り綱の代わりに星型にテントの屋根の部分の裾が伸びているので、張り綱を張るより設置面積は小さくて済みます。またその独特の形のため、フライングスタイル、メッシュ窓を開けたときのプライバシー度は他のベルテントよりも高いです。
・最後に被りにくい。これはテントの機能ではないですが、まだ日本で正規販売されていないのでほとんど被ることがないです。
〇StarBellTentの残念だった点。
良い点ばかりではなく、ちょっと残念な点もあります。
・これは上記の良かった点の裏表なんですが、張り綱が無く、設置面積が小さくなるかわりに他の5m級コットンベルテントと比べて立ち上がりが低いです。アスガルド19.6mが85cmに対して75cmになります。なので解放感というか、感じる広さはアスガルド19.6の方が高いかもしれません。またサイド全面メッシュ・メッシュ窓を開けたときも同様です。
・重い。これはコットンの5mクラスのテント共通ですが、重いです。成人男性でも一人で持つには工夫がいります。取っ手を持ってカバンのように運ぶのはちょっと無理があるほど重いです。
・メンテナンスの心配。日本で正規販売されていないので、修理が必要になった時はイギリスと直接やりとりしなければなりません。まぁ今は翻訳ソフトが優秀ですから、メールのやり取りはそれほど難しくないとは思いますが。ただ、どうしても時間はかかってしまうと思います。
というわけで、欠点もありますがそれを補ってもあまりある良いテントだと思います。今のところ購入の際はイギリスの公式サイトを介してメールでやり取りをしなければなりませんが、それでも買ってみる価値は十分あると思いますよ!
買っちゃダメだったキャンプ道具①
今度は逆に失敗だったキャンプ道具について。
僕等はキャンプするときは相方とほぼ2人なんですけど、これまでまともなハンマーは1つしかありませんでした。
地面の柔らかいところなら1人でも全然たいした仕事ではないのですが、先日いったほったらしキャンプ場のものすごーく固い地面を1人で叩き切るのは結構な仕事でした。もちろん相方も手伝ってくれてるんですが、やはりテント付属のオマケハンマー1ではなかなか上手く打てません。
そこで年越しキャンプの朝霧ジャンボリーに備えるべく、amazonでそこそこの値段でそこそこ良いレビューのついていた↓のハンマーを購入しました。
まぁ・・・買う前に商品写真みたときからそんな気はしてたんですよ、ちょっとヘッドちっさくない?軽すぎない?って。
んで、使っていたらその通り、音ばっかりやたらとでかくて(ホントにカンカンカンカンものすごく甲高い音が結構な音量で響き渡ってました)、ぜんっぜんペグが刺さっていきません。しかも朝霧ジャンボリーの比較的柔らかな地面でですよ?
そんな高いものではないけど、やっぱりレビュー丸のみにしちゃだめだな~と思った商品でした。
見た目はかっこいいんですけどね。
買ってよかったキャンプ道具②
さて、買ってよかったキャンプ道具②です。
振り返ってみて毎回重宝しているのがダイソーで買ったメラミン食器。
これ、100円とは思えないほど使い勝手がいいですよ。
柄も派手過ぎず地味過ぎず、キャンプにもとても合うデザイン。
天ぷらそばにもいいですね。
僕等は大小2サイズのボウル型のお皿を買ったんですが、この大きいほうはキャンプに行くたびに使ってます。
ごはんを入れてもパスタを入れてもお汁粉をいれてもなんにでも会う大きさ。そして軽くて丈夫。これは本当に買ってよかった。
他にもバリエーションがあるなら、また見つけたら買ってみようとおもいます!
これは前回のパスタです。
2018-2019年越しキャンプin朝霧ジャンボリー④
さて、少し時間が空いてしまいましたが、年越しキャンプ最終回です。
起床は6時。初日の出を見ようと外に出てみると空の大半は雲に覆われていました。
それでもみんな諦めずちょっと小高い場所へ集まって太陽が昇ってくるのを待ちます。
30分ほど待ったのですが、結局雲が明るく照らされるだけ、今年は日の出は残念ながら見られませんでした。
ただ、撤収作業に入ると一気に雲も少なくなり、乾燥撤収できたのは助かりましたけどね。
朝食はレトルトのぜんざいです。関西生まれの相方と、おしることぜんざいの違いをしばし討論しましたが結論はでませんでした。どうでもいいですが。
ちなみに自分はカロリーオフ、相方は通常のでした。食べ比べてみたらたしかにちょっと甘さ控えめ。まぁどちらもあまり美味しくなか(自粛)。
食べ終わったらすぐに撤収です。僕らは撤収が苦手で、前回のほったらかしキャンプ場でも11時チェックアウトギリでした。
今回は前回以上に装備が多かったため、8時から開始して結局12時ちょい前までかかりました。うーん、これは毎回思うけどなんとか改善できないかなと思ってます。
使わない道具を持って来すぎてるんですよね~。わかってるんだけど「もしかしたら使うかも」が多くて。そして車の積載もギリギリだから適当に積むこともできず、さらに時間がかかります(汗)。
その後は相方を三島駅まで送り、解散です。
と、いうわけで今回のキャンプもとても楽しめました!
ただ少し課題もありましたので、次回以降改善したいですね。
まず芝サイトなので仕方ないのですが、枯れ草がテント内のラグに付く付く。
どうやら外を歩いた時に跳ねた枯れ草がズボンについてテントに侵入している模様。
100均でコロコロを買って都度取ってはいるですが、結構ストレスでした。
あとは氷点下10度近い時の呼気。体は羽毛布団&電気毛布ででポカポカなんですが、呼吸がキツイ。次回電源サイトのときは石油ストーブではなくて電気ファンヒーターを買っていこうかな、と思いました。
あ、でも天気も概ね晴れだったし、なによりまた今年も雲一つない綺麗な富士山を見られたしで最高の年末年始でした!
2018-2019年越しキャンプin朝霧ジャンボリー③
朝霧ジャンボリー三日目です。
今日はどこへも出かけずキャンプ場でゆっくり過ごす予定。
朝食にマシュマロとブルーベリーのホットサンド、昨日ミルクランドで購入したチーズケーキを食べます。ちなみにこのチーズケーキ、僕は軽すぎてあまり好みではありませんでしたが、相方は好きなようで、結構食べてくれました。(1000円にしては十分だとは思いますが。)
朝食が終わったあとは一休みしてすぐ昼の準備です。
まずはゆで卵とカマンベールの燻製づくり。
ここのところ荷物や時間の関係で燻製を作れていなかったのですが、今回は久々にチャレンジ!やっぱり3泊だと余裕が生まれていいですね。まぁ余裕余裕~なんてだらだらしてたらカマンベールはドロドロにとけてしまったわけですが(汗)。
ちなみにゆで卵はいい感じに完成、美味しかったです。
そして次は今回のキャンプメインイベント、すき焼きです。
昨年のふもとっぱらでも作りましたが、やはり年越しはちょっといいお肉を買ってすき焼きが最高ですね!
ここでもGRIDは大活躍で、高さがないため座りながらすき焼きを食べられるし、同時に熱々の味噌汁も飲めて大満足です(外が寒いので熱々の味噌汁もアッという間に冷え冷えでしたが・・・。)
そうそう。
でもごはんは大失敗!ユニフレームfan5Duo付属のライスクッカーを使ってるんですが、2回チャレンジして2回ともごはんが固くてだめでした。たぶん水が足りなかったんだと思うんですが、最初強火にかけてもフタが「カタカタ」とならず、結局弱火にするタイミングが分かりませんでした。うーむ。次は炊飯器に逃げそうです(笑)。
食後はちょっとキャンプ場を散歩します。
真冬にもかかわらずかなりの賑わいで、キャンプを初めて過ぎに欲しいなとおもった小川のツインピルツや、今回のブティックキャンピングのスターベルテント購入時にも候補に挙がったローベンスのクロンダイクグランデなどがあり、見ているだけでも展示会の様で楽しいですね。
暗くなってきたので焚き火タイムです。
前回のほったらかしキャンプ場ではゆっくり焚き火を囲む、ということができなかったので今回はじっくり火を楽しみます。
やっぱり寒い時期に焚き火の炎を見ながらゆっくりするのは最高ですね。コーヒーなんかも飲めたらよかったんですが今回は準備していなくてお預けでした。
その代わりに安納芋の焼き芋を作ってみました。時折裏返したりして焼くこと40分。
ほっくほくの焼き芋の出来上がりです。ちょっと周りは焦げていましたが、スプーンですくって食べると、優しい甘さが口に広がり、最高でした!やっぱ芋、うまいなぁ!
焚き火の時はワークマンで買ったヤッケを着ました。これ、本当に2000円前後とは思えないしっかりした良いものですね。おかげで気兼ねなく焚き火にあたれました。
あ、ちなみに下の写真、自分がボンレスハムみたいになってますが、これはダウンジャケットの上から着てるからですよ!(まぁ実際太めではあるけど(汗)。)
それとこの日の夕飯はどん兵衛で年越しそばでした。
安くて早くて旨くて片づけも楽ちん!その後ちょっとswitchで遊んで2018年最後の夜を楽しく過ごしました。
つづく
2018-2019年越しキャンプin朝霧ジャンボリー②
いや~夜は本当に寒かったです。
寒すぎて歯を磨いている時に、腕を動かさなくても震えで電動歯ブラシみたいになってました(笑)。
寝る時も羽毛布団+電気毛布はめちゃくちゃ暖かくて中に入っている時は一切寒さを感じなかったのですが、呼吸が辛かった。空気が冷たすぎて直接吸うと眠れなかったので、結局マフラーを口周りに緩く巻いて寝ることになりました。
さて、朝霧ジャンボリー2日目です。
朝食は昨日イオンで購入した中華まんをチャムスのホットサンドメーカーで焼きます。
あいや、これは焦がしたんじゃないですよ!(笑)。
黒豚チャーシューまんとグリーンカレーまんです。味はまぁまぁ悪くはなかったですね。それとデザートに相方が静岡駅で買ってきてくれた名物?の羊羹あんぱんを食べました。これは結構美味しかったなぁ。
お腹がいっぱいになったところで昨日設置しきれなかったアイテムの配置や、イルミネーションの追加、テント内の整理等をしていきます。WEBで紹介されていたコーナンのスノコをつかったラックを簡易タンスにしてみました。
そうこうしているうちにもう昼食の準備の時間です。
キャンプ中の時間の流れは本当に早いですね。
昼飯はパスタ+アヒージョを作ります。
まぁパスタソースは青の洞窟なんですが。
それと普段料理をまったくしないのでアヒージョの油の温度がどれくらいかわからず、とりあえず適当にバーナーであたためてニンニクを投入したら、素揚げみたいになってしまいました(汗)。また茹でたパスタをザルにあける際にザルを持つ相方の手に湯をかけ、パスタをシンクにぶちまけさせてしまったりと、ちょいちょいスキル不足が露呈。うーん、もうちょっと練習しないとだめですね。
ついでにミルクランドでジェラートも食っちゃいました。ここのブルーベリーヨーグルトジェラード、めっちゃおいしかったですよ!
この日も快晴で、途中キャンプ場を出てすぐの場所で見た富士山、そしてイオンモールの駐車場で見た赤富士も本当に綺麗でした。
夕食です。
この日も夜は簡単に、の方針でレトルトカレーで済ませます。
でもこのカレー、ちょっと珍しいものなんですよ。
9月に見に行ったサンドウィッチマンのライブ会場で購入したレモンクリームカレーなんです。これが適度な酸味でめちゃくちゃ美味しい!また手に入れられるのかわかりませんが、もう一度食べたい逸品ですね。
それとイルミネーションを点灯しました。
アマゾンで1000円位のだったんですが、なかなか綺麗です。
夜も満天の星空で、最高でした。(相変わらずめちゃくちゃ寒かったですが。)
つづく
2018-2019年越しキャンプin朝霧ジャンボリー①
明けましておめでとうございます。
本年もいろいろキャンプ頑張りたいですね。
さて、昨年29日から新年1月1日まで、静岡県の朝霧ジャンボリーオートキャンプ場へ年越しキャンプへ行ってきました。その様子を少しずつですがレポしていきます。
29日朝4時半、自宅を出発。
まだまだあたりは真っ暗で、空模様はわかりませんが、天気予報はキャンプ期間中ずっと良さそうです。ただ、今年最強の寒波が襲来中とのニュースを聞いていたので、それだけが不安でした。
6:30過ぎ、松田町付近をすぎたころで雪を戴いた富士山が目の前に現れました。何度見ても本当に綺麗です。そして雲一つない快晴!期待で胸が膨らみます。
ただ、関西から新富士で合流するために新幹線に乗っている相方から「雪で遅れそう」との連絡が。やはり寒波の影響で、途中雪がすごいそう。
写真を送ってもらいましたが、確かに積もっています。うーん、寒そう。
ちょっと心配しましたが、30分前後の遅延で無事に新富士についてくれて良かった。
合流後は富士宮のイオンモールで食料を購入し、昼過ぎにキャンプ場へ到着しました。
今回泊まるのは朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の電源サイトです。
ちょっと小高くなった場所にさっそくBoutiqueCampingのスターベルテント5mを設営ました。2回目ということでちょっと慣れたのか前回ほど苦戦はしませんでした。まぁ地面の固さがほったらかしキャンプ場より全然柔らかくて、ペグ打ちが格段に楽だったのが大きかったですが。
どうでしょう!
この場所から富士山は殆ど見えませんでしたが、なかなかいい出来栄えではないでしょうか。今回はガーランドのほか、イルミネーションもセットしてました。初めてのことなので、どんな風になるのか夜が楽しみです。
さらに入口にはどちらも相方が用意してくれた正月用飾りと手描きのウェルカムボードが良い雰囲気を出してくれています。
ちなみに今回の寒さ対策として昨年ふもとっぱら用に購入した石油ストーブのほか、山善の3畳用ホットカーペットも持ってきました。これ、買ったときにちょっと書きましたが小さくたためるタイプで積載時に助かりました。そして寝具は前回に引き続きニトリの暖かさレベル6の羽毛布団に、同じくニトリのNウォームの毛布+電気毛布です。
はてさて、これで大寒波に対抗できるんでしょうか。
設営後は一度富士宮の銭湯で風呂に入り、夕飯の支度です。
まぁ支度と言っても買ってきた冷凍炒飯とセブンイレブンの餃子で済ませてしまいましたけどね。前回の反省から夕飯は極力手抜きで済ませ、くつろぎの時間をちょっとでも取るためです。そのおかげでそのあと動画を見たり、相方がもってきたswitchで遊んだり、結構充実した時間を過ごせました。
あ、購入したGRIDですが、スープと炒飯を両方同時に熱々で完成させられたし、本当に買ってよかったです。火力も思ったより低くなかったですしね!
それにしても山で太陽が遮られてくると一気に気温が下がりますね。
持っていった温度計を見てびっくり、まだ7時前後だったにもかかわらずマイナス8℃に届きそうでした。ちょっと就寝時が心配になってきました。
つづく